循環器内科をお探しの方へ|胸痛・動悸・息切れ・血圧の不安は何科に相談する?

「胸が痛い」「急にドキドキする」「少し動いただけで息切れする」「健康診断で血圧や心電図について指摘された」など、心臓や血管に関する症状に不安を感じることはありませんか?

胸痛や動悸、息切れなどは、症状の程度や現れ方によって受診の緊急性が異なります。

特に、突然の強い胸痛や強い息苦しさ、冷や汗、意識が遠のくような症状がある場合は、通常の外来受診を待たず、救急相談や救急受診を検討することが大切です。

一方、「症状は軽いけれど繰り返している」「循環器内科を受診するべきかわからない」という場合は、まず内科で相談し、原因を整理していきましょう。

胸痛・動悸・息切れは循環器の病気?

循環器内科では、心臓や血管に関係するさまざまな症状を診療します。

例えば、次のような症状が受診のきっかけになります。

・胸が痛い、圧迫されるように感じる
・胸がドキドキする
・脈が速い、脈が飛ぶ感じがする
・以前より息切れしやすくなった
・足のむくみが気になる
・めまいやふらつきがある
・血圧が高い状態が続いている
・健康診断で心電図異常を指摘された

ただし、このような症状がすべて心臓や血管の病気によって起こるとは限りません。

貧血や甲状腺の異常、発熱、睡眠不足、ストレス、胃食道逆流症などでも、似た症状が現れる場合があります。

そのため、症状だけで自己判断せず、「いつから始まったか」「どのような場面で起こるか」「どのくらい続くか」などを整理して医師に相談することが大切です。

こんな胸痛は早めの対応を

胸の痛みの中には、緊急性の高い病気が隠れていることがあります。

特に、

・突然、強い胸痛が起こった
・胸を締め付けられるような痛みがある
・冷や汗や吐き気を伴っている
・肩や背中などにも痛みが広がる
・強い息苦しさがある
・意識が遠のく、失神しそうになる
・安静にしていても症状がおさまらない

といった場合には注意が必要です。

このような症状がある場合は、通常の診療時間を待たず、救急相談や救急受診を検討してください。

繰り返す動悸や息切れも相談を

動悸や息切れが一時的に治まると、「もう大丈夫」と考えてしまうことがあります。

しかし、症状を何度も繰り返している場合や、以前より症状が出やすくなっている場合は、一度医療機関で相談することをおすすめします。

「階段を上ったときに息切れするようになった」「安静にしているのに突然ドキドキする」「脈が飛ぶ感じがする」といった変化も、受診を考えるきっかけになります。

症状が出た時間や持続時間、そのときの脈拍や血圧などを記録しておくと、診療の参考になります。

健診で血圧や心電図を指摘されたら

自覚症状がなくても、健康診断をきっかけに心臓や血管に関係する異常が見つかることがあります。

特に、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病は、心臓や血管への負担と関係しています。

健康診断で、

・血圧が高い
・心電図に異常がある
・コレステロールや中性脂肪が高い
・血糖値やHbA1cが高い

などを指摘された場合は、結果をそのままにせず、医療機関へ相談しましょう。

過去の健診結果がある場合は、数値の変化を確認するためにも一緒に持参することをおすすめします。

内科ではどのようなことを確認する?

胸痛や動悸、息切れなどで受診した場合は、症状が始まった時期や現れ方、持病、服用している薬、生活習慣などを確認します。

必要に応じて、血圧測定、心電図、血液検査などを行い、症状の原因を調べていきます。

心臓の症状と思っていても、循環器以外の原因が関係していることもあります。そのため、一つの症状だけではなく、全身の状態を確認することが重要です。

より専門的な検査や治療が必要と判断された場合には、適切な専門医療機関で詳しい検査を受けることがあります。

受診するときは症状を記録しておきましょう

胸の違和感や動悸は、診察を受ける頃には症状が治まっていることも珍しくありません。

そのため、症状が出たときの状況を記録しておくと役立ちます。

・いつ症状が出たか
・何をしているときに起こったか
・どのくらい続いたか
・運動中か安静時か
・胸痛や息切れを伴ったか
・そのときの血圧や脈拍
・症状を繰り返しているか

スマートフォンなどに簡単にメモしておくだけでも、診察時に症状を伝えやすくなります。

また、服用している薬がある方はお薬手帳を、健診で異常を指摘された方は健診結果票を持参しましょう。

何科を受診すればよいかわからないときは?

胸痛や動悸、息切れなどがあっても、「循環器内科を受診したほうがよいのか」「まず内科で相談してもよいのか」と迷うことがあります。

症状の原因は心臓や血管だけとは限らないため、受診する診療科がわからない場合は、まず内科で相談することも選択肢の一つです。

症状や健診結果、これまでの経過などを確認したうえで、必要に応じて検査や専門医療機関への受診を検討します。

胸痛、動悸、息切れ、血圧の異常、健康診断での心電図異常など、気になる症状や結果がある場合は、放置せず医療機関へ相談しましょう。